9th Aloha・Nomans・Japan Cup(10回だと思うけどなぁ)
5月21日、恒例のアロハ・ジャパンカップが今年もDeewhyビーチのノーマンズランドにて開催された。
(アロハ・ジャパンカップに関しては過去ログを参照してください。)
5月後半ということもあり、コンディションには期待を持っていたのだが、気象庁他各予報は南東のうねり2〜3ftに、ゆるい南〜南東の風という、コンテストとしてはかなりよいコンディションを予報。
波があればコンテストはおのずと楽しくなるばかりか、各ヒートも白熱することは必至。
今年は盛り上がるかも…
もちろん「森の住民M」はいつもの通り「オヤヂクラス(別名マスタークラス)」にエントリーだ。
常勝「小波の魔術師T君」がクイーンズランドへと引っ越し不参加となった今大会。
「森の住民M」が目指すのは「優勝」。この2文字だけだ!!
行け!「森の住民M」全国のボディーコンバッターの期待にこたえろ!

波乗り大会の開始は早い。が、告知は遅い…。
今年も開催が公表されたのは約2週間前。
もっとも近年規模を縮小したこの大会、ほとんどの参加者はそれを持って大会の存在を知るということはないだろうから…
さて、選手集合時間は6:10am。
この時期だったらまだ空は白みかけてもいない時刻。
当然?その時間に目指して行くわけもなく、6時起床にてビーチ到着は6時半を回った頃。
おっ、テント立ってるじゃん。皆早く来てたのね。
では早速エントリーのレジストレーション。
「誰だったっけなぁ〜??誰かから聞いていたのでにエントリー登録してあります。
名字がわからなかったんでファーストネームだけですけど…」
と大会主催責任者アロハサーフ・マンリースタイルの日本人スタッフで相変わらずとても爽やかなKazu君から告げられた。 でも誰かって誰だろう?数日前に会って話しているから、Timかな?いや、それだけはありえないな…。

それではラウンド1の組み合わせはどんなだろう…。
「ゲゲッェッ!!」
実のところラウンド1は余裕でアップできるだろうと軽くおもっていた。
過去のパターンだと4人一組で上位2人がアップする方式。
そして必ずファイナルまで残るような強豪が1人は同じヒートにいるものの、残り2人については、とりあえず規定の2ウェーブをそつなく乗り継げば勝てる相手というのが常だった。
しかもそれを裏付けるように、数週間前に偶然オフィスの近所で出くわした、この大会名誉会長(なのか?)、元JPSA女王にして日本人で唯一NSW州のタイトルを持つ偉大なサーファー、今回はやはり同日に行なわれる地元クナラでの大会オフィシャルを命じられたとの事で我々を見捨てた、「御姉様Aは薄情者!」からも、
「あの組み合わせはいつもアタシがやってるのよ〜。一応苦労してるんだからぁ。あんた達ファイナル常連がランド1で食いつぶさないように気をつかってるよのぉ〜」
と明言されていたからなのだ。
今回エントリーしている選手は去年よりも更に少ない9人のため各ヒートは3人。
そして、ラウンド1の3人とは…
今年もまたオープンクラスとのダブルエントリーという、自分の歳をわきまえない身の程知らずがたまにきずだが、誰よりもセットの一番いい波をつかむことに長け、日頃アウトで一緒にセットを狙っているとかなりウザイ存在になる、おなじみ「料理長H」。
恐らく今回も、前回も、大会出場者最年長でありながら、衰えを全く感じさせない、常にパワーゾーンをキープする職人的波乗りに加え、巧みな話術による心理的妨害攻撃を備る、大会上位常連の「社長K」。
今年は大会前の平日2日間、いい波でバッチリ練習できちゃって、調子がいいというか、調子に乗って勘違いしてるんじゃねぇか??って「森の住民M」が対峙する。
誰か1人が特に勝っているわけではないこのヒート。
つまり誰もが一回戦敗退の苦汁をなめる可能性があるという事なのだ。
なんだ、全然余裕じゃないじゃん…
しかもぉっ!
「今年は俺さぁ〜優勝狙っちゃってるからさぁ〜、つか、なんか優勝しちゃうんじゃないかなぁ〜、なんてそんな予感もしてるんだよねぇ〜」
などと大勢の人にほざいちゃってるじゃん…一回戦敗退なんて、かなーりかっこ悪いぞ…でも、その可能性も十分ある…
ヒート2には
やはりファイナル常連、どんな波でも手堅くアクションを加えてくる実力派「さすらわなくなった料理人K」。
あれれれぇ〜??お腹へっ込んだじゃん!あごの周りもすっきりして!!12キロ減量したんすかぁ〜がんばりましたね!!「もうGENKIはいらない復活のW」。
「あのオッサン、なんかスゲー若い娘連れちゃってよぉ。歳の離れた彼女かぁ?」と下衆がついつい勘ぐってしまうほど、大人っぽく美しいお嬢様(ちなみに彼女はレディースクラスのファイナリスト!)をいつも連れてサーフしている「とてもダンディーなSさん」。
ヒート1の上位2人と、このヒート2の1位がセミで争うこととなる。
ということは、仮に順当に行った場合、「さすらわなくなった料理人K」が1位通過となり、もしラウンド1を勝ち上がったとしても、ヤッパリ情況は全く変らないってことだ。
うーん、今年の組み合わせはその人数に反比例して熾烈…
そして、ヒート3。
な、なんと!!まだ年齢に達していないことから今年はエントリーが出来ないだろうとおもっていた、過去における両クラスの覇者、クラナラからやってきた「腰の使いは西洋風S君(この名の由来は未だ不明)」の名前があるではないか!!
こいつはまずい…、仮にファイナルへ進出しても彼を破っての優勝は、年齢差もさることながら実力の差もあり、かなり難しい。
去年は年齢枠が5歳上がったことでマスターには出場できなかった彼だが、今年はAクラスへもエントリーしていることから、前人未到の同大会2階級制覇を狙っているに違いない。
ここは「社長K」に倣い、今から話術による心理的妨害攻撃だ!
「おはよう!S君!今年から35歳なんだねぇ。でもね、両クラスエントリーなんかすると、去年のT君みたいにAクラスのファイナルで力がでなくなっちゃうよ。やっぱS君には是非Aクラスでまた優勝して欲しいとおもっているから、マスタークラスは棄権した方が……」
「いや、だいじょうぶっすよ。いずれにしてもマスターはまた優勝を狙ってますから…」
ううぅ…全然妨害できてない、ってか、逆にプレシャーかけられているし…。
さて、そのヒートには、今年も体調悪からって言い訳は出来ないだろう、おなじみ「ジャッジH得意技はプルアウト」。
そしてもう1人、ん?知らない…が、聞くところによると、S君のお友達らしく、風貌も彼と同年齢っぽい。
ま、まずいじゃん…バリバリの若者?が2人もいるじゃん…。ここは何としても「ジャッジH得意技はプルアウト」にがんばってもらい、体力差のある選手を1人でも消去しておきたいところだ。
(そのまえに、ファイナルまで残れるのか?森の住民M?)
今年のアロハカップ・マスタークラスは壮絶なドラマが展開される予感だ。
しかし、この直後もっと過酷な困難が立ちはだかることを、このオヤヂはまだ気がつかないでいた。

Timもまだ気がついていないでいた。もっともTimは気がつく必要がない…。
Deewhyビーチには入り口付近に大きな駐車場がある。
もちろん市内近郊のメジャーなビーチの駐車場であるから、残念ながら無料というわけには行かず、設置された駐車券販売機でチケットを購入する必要がある。
早朝はもちろん必要ないが、夕方までかかる長丁場のサーフィン大会。日曜日とあっては駐車取締り官もきっとやってくることから、チケットを購入しておくことは大人の行為として当然だ。
しかも「森の住民M」は学習能力の無いおサルと違い、販売機がコインしか受け付けないことを予め知っており、前日からセコセコとコインを集めておいたのだ。
(さすがすぎるな、大人だぞ「森の住民M」!ちなみに「おサル」と「おさるーA」は別の意。)
マスタークラスのスタートまで2時間以上あることから、先ずはコーヒーを買いに行く。
これは大人である「森の住民M」にとって欠かせない朝のルーティーンだからだ。
さて、コーヒーをゲットして、駐車場に戻りチケットを購入だ。
えーと、1日だと…14ドルか…7ドルくらいかとおもっていたけど、14ドルか…
どれどれ…
「ゲゲッェッ!!」
な、なんと13ドル85セントしかない!!
これだと4時間しか駐車できない…あぁぁっ、さっきコーヒーを買うのにコインを使ってしまわなければ…
なんてこった…せっかく昨日から貯めてきたのに…たった15セント足りないなんて…
愕然と肩を落としフラフラ〜と歩いていると、駐車場内で目に飛び込んできたのは本大会に出場しているとおもわれる日本人の方の姿!
思い切って頼んでみよう…ジャグワーなんかに乗ってるからきっと金持ちに違いないし……
「あのー、実は、かくかくしかじかで、20セント貸してくれませんか?めぐんでくれてもいいですけど???」
後でわかったのだが、彼はwww.nancii.com のお知り合いKotaさんだった。
「あっ、もちろんいいですよ!50セントでもいいですか?」
と快くお願いを聞いてくれた!
「も、もちろん50セントでもぜんぜんOKです!35セントお返ししましょうか??」
「い、いらないですよ…」(ですよね…)
た、助かった…ありがとうKotaさん。あなたは恩人です!
まるでこの出来事は、今日のヒートの行方を示唆しているかのようであった。

朝のうちはまだ若干オンショアの影響があったのだが……
Round1
今回は以前にもまして出場選手が少ないからか、非常にスムーズな進行により、マスタークラス・ラウンド1は思ったより早く始まった。
朝の若干ジャンクなサーフェースは、時間共に落ち着き、よくなってきている。
前のヒート終了5分前を告げるイエローフラッグを確認してからパドルアウトをしてみると、アウトはほとんど風の影響を受けていない。
しかも、ヒート開始を告げるグリーンフラッグがあがる直前に肩程度のクリーンなセットがガンガン入ってきた。
「うひょぉ〜!」と3人のオヤヂ達が声を上げる。
「今のよかったねー!もぉー、早く始めようよ!!」
と、コンテストを放棄してでも、この波に乗ってしまいたいと誰もが思っていた。
久しぶりに一緒に入る面子で、しかもこのコンディション。
こうなったら誰が敗退しても仕方がないって感じだ。皆で楽しもう!!
「料理長H」は、やはり一番アウトで波待ちをするセット狙い。
「社長K」はインサイドよりで数多くの波を乗ろうとしているのか?
ちょうどその間辺りに陣取った「森の住民M」が先ず入ってきたレフトにテイクオフ!
深いボトムターンから鋭角にリッピング!!とイメージしすぎたからか、こけた…
だ、大丈夫なのか?「森の住民M」
しかし、波はあまるほどやってきた。
「社長K」はインサイドでガンガン波を捕まえている様子だ。
途中「料理長H」が、やはり、セットのいいレフトを捕まえた。
ライディング自体はわからないが、波はかなりよさそうだ。いい点がついているに違いない。
もちろん「森の住民M」のところにも「どうぞ」といった感じに波がやってくる。
サイズこそ腰〜胸程度だが、トップアクション2、3発を加えそつなくインサイドまでつないだライトへのブレーク2本が得点につながっているはずだ。
もっとも、コンペということもありイマイチ思いっきり攻められなかったのも事実で、若干ボトムが浅いことからトップでのアクションも中途半端だったかもしれない。
あと1本セットが欲しい…
するとレフトのセットが!
これだっ!とパドルを開始すると、奥から「うひょひょぉ〜」と嬉しそうな声を上げ、満面の笑みを浮かべた「料理長H」がテイクオフしてきた!
うぅぅ…いい波だ…しかも、波の中盤ででかいスプレーを飛ばしてるし…
思わず「社長K」と顔を見合わせ「やられたね…」
もちろんそれは勝敗に関してではなく、「うぇ〜一番いい波もっていかれたね」という意味だったりする。
そこでホーンが鳴りヒート終了。
恐らく「料理長H」がイチヌケだろう。ということは?
ビーチで見守っていた「M私設応援団チアリーダーwww.nancii.com」も
「うーん、みんなガンガン乗ってたよね〜。マジ誰が1位とかわかんないよ〜。でも面白かったよ、今のヒートとっても。」
果たして結果は、やはり「料理長H」が1位で抜け、「森の住民M」がかろうじて2位でラウンド1を通過。
恐らく僅差での敗退だったであろう「社長K」はがっくりと肩を落とし、うっすらと目には涙を浮かべながら、荷物をまとめビーチを早々と去っていった…その背に哀愁を漂わせて…なことは「社長K」に限ってあるわけはなく、しかもこのオッサンにとって哀愁ほど似合わない言葉はなく、いつものニコニコ顔で「んじゃぁ、独りファイナルやってくるわ」と言い残し海へと消えていった。
2時間以上も…相変わらずタフっすね、社長K…
あっ、サンドウィッチありがとうございました。2個も。
続く第2、第3ヒートは当然?ほとんど見ていない…
第2ヒート1位「もうさすらわない料理人」2位「ダンディーSさん」そして「もうGENKIはいらない復活のW」が敗退…もぉ〜復活してないじゃんWさん…
第3ヒート1位はやはり「腰の使いは西洋風S君」、そして!2位に「ジャッジH得意技はプルアウト」がはいった。ちょうど彼のライディングを1本見たが、バッチリスピードにのったフローターを決め、そしてっ!!膝がガクッってなって何にもしなかった…が、手堅くつないだあのライディングが得点に繋がったに違いない。
偉いぞ!「ジャッジH得意技はプルアウト」!!
続くラウンド2、といっても一応セミファイナルなのだ!は約2時間後。
過去の大会だと、ここでもっと待たされるところなのだが、2時間くらいならちょうどよい。
波は相変わらず胸〜肩サイズを保ち、風もゆるい南〜南西とあって、大会のコンディションとしてはかなりいい。オープンAの選手達は去年にも増してレベルアップしているようで、スプレー飛ばしまくりの素晴らしいライディングを披露している。

S君はオープンクラスでもファイナルへ、しかし4位に終わった...だから言ったのに.……
Semi Final
セミの組み合わせはラウンド1とほとんど変らない、単に「もうさすらわない料理人K」と「社長K」が入れ替わっただけだ。
過去の成績では「もうさすらわない料理人K」は常にファイナルに残っている実力派なのだ。
波は相変わらずいい。風もほとんど影響が無く、セットで肩くらいまでありそうだ。
「料理長H」にとっても有利なコンディションだ。
戦況は更に熾烈。
各自のポジションはラウンド1の時と同じで、ただインサイドにいる選手が変っただけ。
そして、「もうさすらわない料理人K」は数多くの波をとらえ点数を稼いでいる様子だ。
「料理長H」は今のところセットの一番いい波を捕まえているわけではないが、それでも、ある程度サイズのある波をゲットした。
決定的ではないがそれなりの点数は稼いだだろう。
「森の住民M」にはこれといった波が来ない。
しかし時間は5分以上もある。
「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせ心を静めてるとレフトのセットが目の前にやってきた!
テイクオフ後はできるだけ真下へのアプローチしリップを狙いたいところだが、思ったよりショルダーが張らない。
ならばと大きく弧を描きながらカットバックを決めるてやる。 リエントリーの後はボトムをしっかりとり、クローズ気味セクションへ板を当て込む。 インサイドセクションでの盛り上がりで、更なるセクションを期待するがそのまま終了。
しかし今の2アクションは得点につながっているはず。

Photo courtesy of www.nancii.com ライン的には大きくて悪くないと思うが、もっと腰を低くして水面を這いつくばるようするべき。
それにしても右手がかっこ悪すぎ……こんなテケなフォームだから失速を招くのだ…
フリーで波乗りをしていたオージーのオッサンも凄くいいレフトを捕まえていた。
この時間帯はレフトへのセットが良いようだ。
アウトに戻る際「いまのよかったね〜!」
と声をかけると、
「あぁ、いいね〜、レフトがいいね。ところで今、何、ファイナル?」
と、とてもフレンドリーに答えてきた。
さて、黄色の旗が揚がり残り時間は後5分。
恐らく得点につながっているライディングは一本だけ。
しかしあせっても仕方がなく、できることは心を静め波を待つのみ…
そこへセットが入った。
左奥に「料理長H」がいるが、彼の位置では少し奥過ぎる。
しかしさっきのオッサンの位置がベストだ。
あぁぁっ…取られる…。
すると彼がセットを指さしながらこちらを振り向いた。
しかも「This is the one! Go! Mate!」とその目が語っているではないか!
うえぇ〜!!嬉しいじゃん!おっさんいい奴じゃん!頂きます!!
いい波だ。
まっすぐにテイクオフをして、できるだけ深くボトムを取る。
大きく円を描くようにボトムターンをして、若干ラフなトップで更に円を描く。
次のボトムターンも同じくできる限り大きなラインを描き、クローズ気味のセクションへアプローチを仕掛ける。
前の波同様インサイドセクションでもうワンアクションを期待するが、そのまま終了。
しかし今の2発は悪くないはず。
アウトへ戻る前にホーンが鳴り終了。
「もうさすらわない料理人K」は最後の一本を見ていたらしく、
「やられたなぁ〜。最後の1本良かったね〜バッチリスプレーでてたよ。」と。
しかし彼のライディングは全く見ていないので未知数。
「料理長H」もいくつかの波をスコアーしていたが、ラウンド1のときのようないい波には恵まれなかった様子だ。
「M施設応援団チアリーダーwww.nancii.com」によると、
「大丈夫、きっと残ってるよ、あのカットバックは凄くラインが大きくてかっこよかったし」と。
果たして結果は、
1位「もうさすらわない料理人K」
2位「森の住民M」
そして3位に「料理長H」
1位であがっていたのではと期待していたので、内心ちょっぴり残念だった。
やはり「もうさすらわない料理人K」侮れない相手であり、ファイナルでもう一度対峙しなければならないのだ。

Photos courtesy of www.nancii.com シークエンスのようですが違います…
1枚目はちとレイト気味にドロップ。右手がかっこ悪いですな…その証拠にこの後捕まりました。写真は正直です。
2枚目はもっと低姿勢でのアプローチなら更に鋭角に行くのでしょうが…
まぁオヤヂのお遊びですので、これくらいドライブしていれば悪くないかなと…自画自賛ですが…(哀
セミファイナル・ヒート2からは、やはり「腰の使い方は西洋風S君」が1位通過。
そして「ジャッジH得意技はプルアウト」が2位でファイナルへ進出してきた。
ファイナルへ向け、「森の住民M」の応援団が続々と集まってくる。
「早朝パパの会」からinagomanファミリーとTakaさんが。さらには最近新車をゲットしてドライブがてらDeewhyにやってきたマーティン&マリ夫妻、そして当然「森の住民M」のファミリー…はまだ来ていない…
Final
オープンAのセミ、レディースファイナル、Bクラスファイナルを終え、マスタークラスのファイナルが始まった。
若干風の影響を受け始めたが、ライトのいいセットが入っている。
しかしセットはDeewhyのローカルなのか?かなり切れたライディングの兄ちゃん2人にほぼ占領されている。
彼らはさっきのおっさんのように懐が深くはなさそうだ。
ファイナルは4人ヒートで20分。
5分延長となっただけでも時間的、心理的に相当余裕がでるものだ。
「ジャッジH得意技はプルアウト」はアウトからのセット狙い。
「もうさすらわない料理人K」はまたもインサイド狙い。
「腰の使い方は西洋風S君」は精力的にセットを追いかけまくる。
「森の住民M」も数を稼ぎながらセットをつかむチャンスをうかがう戦略にでた。
ミドルサイズのセットを何本もライトに乗るが、イマイチショルダーが張ってこない。
おのずとラインは小さくなり、しかもインサイドまでキチンと繋げられない情況が続き、これでは得点につながらない。
「もうさすらわない料理人K」も同じようにクオリティの高い波に恵まれていない様子。
「ジャッジH得意技はプルアウト」は波を捕まえること自体に苦戦している。
しかし「腰の使い方は西洋風S君」だけは快調にスプレーを飛ばしている。
ちょうど2人の目の前に来たセット。
彼はライトに行くかと思ったが、これはコンペティションである。当然こちらを遮るようにテイクオフ。
もー、全然やっつけられてるし…
20分は長いとっても、終盤になると時間がたつのが早く感じる。
あせるな、心を静め待つんだ。
と、終了ギリギリにセットが目の前に入ってきた!
ライトへのいい感じのセットだ。
これだ!今度はきっちりショルダーが張っているぞ!
ボトムターンを慎重に決め1発!もう1発!まだいけるじゃん!もう1発!
どうだ?途中ホーンが聞こえたような気もしたが、間に合ったのか?それとも…

Photo courtesy of www.nancii.com 話になりません。レールが全く使えていないし、腰もたかすぎ。唯一の救いは位置が悪くないことくらいか…
ビーチに戻るとマーティンは
「最後の波は良かったし、お前が一番たくさん波に乗ってたぞ!」
といってくれた。
もっともベスト2ウェーブなのだから、それは判断基準にならない。
恐らく「腰の使い方は西洋風S君」が抜きんでていたであろう。
後は他の2人だ。
「ジャッジH得意技はプルアウト」は、まともな波を捕まえていなかったように思うが、「もうさすらわない料理人K」についてはどうだっただろう?
続くオープンクラスAは気の抜けない攻防戦が繰り広げられていた。
今年もレベルが高い。アロハサーフ・マンリースタイルのスタッフKazu君のライディングがもっとも気合はいっていたように思えたが…

さて各ファイナルの結果は、全大会終了後駐車場の芝生で行なわれる。
レディースのウィナーはこの辺りでいつもがんばっているAYAちゃんが2大会連続で制覇。
ビギナーBクラスは恩人Kotaさんのシェアメイト君。
そして続くマスタークラスの結果発表。
Kazu君からのコールは…
「第4位Hさん!」
とりあえず今年もトロフィーゲットだね「ジャッジH得意技はプルアウト」
「第3位……Kさん!」
そ、そうなのか、「もうさすらわない料理人K」が3位か。
ということは最後のライディングがカウントされていたに違いない。
「さぁ、ウィナーの発表です、お2人前へどうぞ!」
「腰の使い方は西洋風S君」と共にKazu君に手をつかまれ発表を待つ。
「優勝はSさんです!従って2位はMasashiさんでしたぁ」
Kazu君に高々と腕を上げられた優勝者はやはり「腰の使い方は西洋風S君」だった。
おめでとうS君。3回目か?もっともそれだけの事はある。順当です。
彼に勝つにはもっとライン取りとレールの使い方を考える必要があるな。
また1年練習してくるよ!
ちなみにオープンクラスはKazu君優勝!おめでとう!今日のライディングはかなり切れてたぜ!
このコンディションで、この面子でのコンペティションを2位で終えられたことに満足だ。
緊張感の中で、いい波をきっちり乗れたことが嬉しいし、そして何よりも、古くからの仲間達といい波で遊べて本当に楽しかった。
Kazu君ご苦労様。Timいつもありがとうな。
また来年も皆で集まって遊びましょう!
続く…必ず!
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