2002年11月23日(土)天気:曇りのち晴れ


この世の中に同じ波はひとつとしてない。
とはいっても場所によって波の性質が似てくるのも事実。
例えば海底が岩や珊瑚であればその形は基本的に変わらないため、波の形も比較的一定しているし、
またビーチであっても、ビーチの向きとうねりが入る方向により、
砂のつき方(溜まり方)に特徴があらわれるので、波質にもその特徴が反映される。

だからこそ大会会場での練習は、その波質を知るという意味でとても重要なのだ。
シドニー在住の日本人サーファー達が、その名誉をかけて熾烈な戦いを繰り広げる
「アロハ・ジャパンカップ」まであと1週間。
この日波乗りするポイントは大会会場となるカーリーに決まっていた。
そう、私のように熟練した優秀なサーファーであるからこそ練習に余念が無いのだ。
そしてカーリーはやはり同じ思いのコンペティター達で溢れ、その熱気はビーチにまで伝わる。
熱い戦いは既に始まっている!!

とかだったら、かっこいいなぁ。
なんだか凄くレベルの高い試合があるみたい。
確かにメインイベントのAクラスはプロジュニアとか波乗り修行に来てるどっかのライダーもいて気合はいってる。

しかしオヤジクラス(別名マスタークラス)は相変わらずのリラックスムードになることは必至。
 「あっ、ごぶさたー!」
 「どおっすかぁ?忙しい?」
 「わぁ〜子供大きくなったねぇ〜!」
ただのビーチバーベキューと変わりはない。
今回の大会は土曜日になるから、休みが取れずに出場できないオヤジがいるだろうが、
それ以外はいつもと同じ顔ぶれで、同じような結果になるのだろう。

さて、カーリー。
波はオンショアの膝腰。(大会当日もこれか?)
見かけない顔の日本人サーファーが1人入っていたが、
果たして大会の練習できているのか、ここしかチョイスが無いからか。
我々はいつもここかフレッシーだからね。
まぁ波はどうあれ、やっぱり海は気持ちのいいもんですな。
こんなクソ波に付き合ってくれたH君、いつもありがとね。

悲しげ…

すると、いつもはマンリーで入っているオヤジクラス・ファイナルの常連Hが登場。
彼とはかなり長い付き合いになるが、カーリーで一緒に波乗りするのは初めてだった。
そう、Hはカーリーの波が嫌い。
曰く
 「たっ、大会の練習にきたんじゃないからな。」
 「マンリー終わってるし、ちょっと見にきたらMasashi達がはいってたから遊びに来ただけだぞ。」
いいよ。言い訳しなくても。
 「あぁ〜!あいつらだっせぇ〜。来週大会だからって練習してるつもりだぜ。」
 「あっ、あいつ、いつもジャッジやってるオヤジじゃん。」
 「こんなクソ波で気合要れたってしょうが無いじゃん。大人げなくない?」
 「いまさら遅い遅い。あきらめろっつぅの!」
とか若者に言われたらヤダもんな。
オヤジにとって世間体は大事だよな。


オージーのおにぃちゃん
ここからリッピング!
というわけには波がだらだらでいきませんでした。
久しぶりのHとの波乗りで、話も弾み楽しい時を過ごした。
結局コンディションの調整など全くできないまま、来週の本番を迎えることになってしまった。
波が期待できないとなると、勝敗はそれほど重要ではなくなってきた。
1番の問題は、ギャラリーが沢山いるわけで、あまりかっこ悪いパフォーマンスができない。
特にこんなサイトをオープンしてしまったので
 「えっ、Masashi?あっ知ってる。シドニー発とかいってサイトやってる奴だ。」
 「偉そうにウンチクたれてるわりにテケだな。」
 「まぁ、奴はただのネットヲタだろ。所詮そんなもんだよ。ハハ…」
と、ささやかれることになりかねん。
以前にもまして緊張度がたかまる。
既に大ピンチ!

それより皆さん!

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別荘に如何?

南太平洋が目の前。
家賃月¥50万くらいかな?

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